スピーカー修理
ONKYO D77

25年位前に買った”ONKYO D77”を修理してみました。

当時人気のあったこのスピーカーを倉庫で見つけると、また鳴らしたくなりボロボロになったエッジを、ネットの助けをかりながら修理してみました。

・状態
ウーファーとミッドレンジのウレタン製のエッジがボロボロでした。





音が出るのをすべてのスピーカーから確認出来ましたので、とりあえずはエッジの張替えだけで良さそうです。
* エッジ作りの材料、シリコーンシーリング材 ・ペイントうすめ液 ・バックアップ材 ・ボンド ・糊 ・布(棉100%のTシャツなどの生地)
  

エッジの寸法に合った太さのバックアップ材を仕入れます。

  

バックアップ材を半分に切り、スピーカーに合わせて貼り付けます。



黒の棉布を糊で貼り付けます。

 

写真はありませんが、シリコーンジーリングをうすめ液でうすめて、3回位塗ります。
欲張って3個分いっぺんにやってしまいましたが、濃く塗りすぎたのと、内側に切り込みを入れなかったため角が浮いてしまい失敗して、再度やり直しました。
出来上がったエッジの写真を撮り忘れました、すみません。

ミッドレンジはコーンの裏側にエッジを貼り付けられなかったので、裏返しにしコーンの表側に貼り付けました。水で洗っても糊が残り白い所が有りますが、良しとしましょう。ボンドのはみ出しも。



ボンドがはみ出していますが、ウーファーはまあ上手くいきました。
片方は、ダンパーがへたっていましたので、バランスを取りながら接着。


出来上がりです。



CDプレーヤー PIONEER PD-7010にデジタルアンプLepai LP-2020A+で聞いてみました。

元通りではないでしょうが”D77”が復活しました。

同時に、安いアンプですがきれいな音が出せるのに驚きです。



何事も試行錯誤でがんばりましょう。